こんにちは、クロサキです。
こないだ妻の誕生日ということでプチ旅行に行ってきたんですが、
妻も大喜びでそこのホテルが最高だったのでちょっと書いていこうかなと。
今回訪れたのは
BOTANICAL POOL CLUB
いやー、もう最高ですよね?
まるで海外リゾートのような空間で
日本にいるとは思えませんでした。
『え?ここバリ島?』
って思いましたもん。
で、このリゾートホテル
どこにあると思います??
なんとですね、
千葉県なんですよ。
千葉の内房エリアですね。
こんなに海外リゾート感満載なのに
気軽に行けてしまうんです。
都内から車で1時間半ほど。
海ほたるを通ってしまえば
案外サクッと行けてしまうのもポイント高い。
・全体通して世界観が統一されていて非日常感を味わえる
・「大人のプール」を楽しめる
・シンプルにテンションあがる
など、1ユーザーとして大満足だったんですが
それ以上に
勉強になる
といった意味でも大満足だったんですよね。
たとえば高単価戦略
こちらの記事でも解説しているんですが
サービス・商品の単価を上げるって
売上を上げる上で最も重要なポイントなんですよ。
このホテル、一泊10万円前後するんですが
単価を上げることによって集客層を操作しているんですね。
普通の大学生とか、一般的なサラリーマンでは
なかなか手を出しにくい価格なので
集まるのは一定以上の支払い能力がある人たちになるわけです。
そうなると客層の質がいいんですよね、基本的に。
都会の喧騒を離れた大人のリゾートだから
騒がしい人たちがいたら嫌じゃないですか。
だから単価を上げることによって
上質な顧客のみ対応することができ
それによってサービス自体の質も向上するという
良いスパイラルに入るワケです。
あとは集客層コントロールの部分で言うと
このプールって珍しくて
タトゥーOKなんですよ。
なかなかないですよね。
タトゥーOKなプール。
僕は初めて見ました。
タトゥーがOKだと何が起こるか。
そう、ファミリー層が来なくなる可能性が高い。
まあこれは狙ってやっているかわかりませんが
事実、僕らが行った際は子連れのファミリーはいませんでした。
一応プール付きのメゾネットルームもあるので
家族で来ても楽しめるんですが、
部屋付きのプールがあることで
メインプールに子供たちが現れる可能性が低くなります。
そうすると世界観が損なわれず、メインターゲット層の「イケてるリゾートホテルを楽しみたい、子なしの20~30代」たちの満足度がめちゃくちゃ高まるわけです。
彼らは「大人のリゾート空間」を楽しみに来ているので。
なんなら1人で自撮り棒と三脚持って
自撮り満喫している女の子もいましたからね。
見事に「客数を減らして客単価を上げ、高品質なサービスを体験してもらう」といった構造になっていましたね。
あとはフリー戦略とか。
このホテル、部屋着・タオル・バスローブ・サンダルなど館内で身につけるもの全てが自社アパレルの製品だったんですよ。
これもまた全部センスいいんだよな。
これを先に体験してもらうことで「お、いいなこれ」「ちょっと欲しいかも」と感じさせるわけですよ。まあ、スーパーの試食みたいなもんです。
で、買われたら売上アップっていうね。
(このアパレルも気持ち高めな価格設定)
フリー戦略からのクロスセルです。
とまあ、こんな感じで
やっぱりビジネスの知識って一回覚えてしまえば
オンラインもオフラインも基本的な考え方は同じです。
今回書いたのは、まだまだほんの一部ですが
知識のメガネがかかったことで
今まではただの旅行だったところが
サービスの研究になるわけです。
これが非常に面白い。
「おー!やってるなあこれ」
と全部見えてくるんですよ。
いやー、ビジネスは知識ゲー。
僕自身今までに少なく見積もっても300万円以上は
知識に課金しているんですが
オンラインビジネスの知識をオフラインにも活かせるし
その逆も然り。
オフライン強くてもオンライン弱い人が多いから
webマーケティングができるとめちゃくちゃありがたがられる
とかあるあるです。
この知識をペラペラ〜っと話すだけで
企業コンサルとか取れたりしますからね。
まじで勉強してない人もったいないです。
え、これ普通じゃね?
って思うようなことでも
相手からしたら「クロサキくん、なんでそんなことまで知ってるの?」
とか思うわけです。
これだけで感謝されるんだからお互いwinwin。
ガンガン学んで、ガンガン自分のレベルが上がると
やっぱりめちゃくちゃ楽しいですよ。