これは職業コンプすぎた当時の僕です
何せ『大卒なのに新聞配達屋さん』だったんでね
さて、少し時はさかのぼり
田舎から上京し、都会のキャンパスライフを満喫していたクロサキ青年、
気付いたら大学2年生も終わり、就活の時期です
周りは動き出して自己分析や
企業リサーチをしている中
僕は全然やる気が出てきません
夢があったわけでもやりたいことがあったわけでもなく
なんとなく漠然と「地元で公務員でもやろう」
そんな甘い考えの持ち主だったんですよね
そして
「別に勉強そんなにせんでもいけるやろ」
とか舐めてて、全然勉強しなかったら
普通に試験落ちてしまいました
いや、笑えん
え、就活浪人?
流石にそれはできんできん
で、そこから焦って就活を始めるんですが
そもそも自分が何をやりたいかわからないから
どんなところで働きたいかイメージがつかないんですよね
企業リサーチの方法すらわからないし
時期的にもいい会社は残っていません
とりあえずマイナビを登録し
まだ募集していて、なんとなーく
気になった会社に応募
最終的に2社受けて1社受かったから
「おっしゃ、内定でた!終わり!」
とそれ以上他の会社は見ずに就活終了という
本当に何も考えてないっぷり
本当にアホですねーー
これが地獄の始まりでした
内定が出たのは「経営者輩出実績あり」と、うたっている会社で
事業内容は地域密着型のデリバリー系が関連がメインらしい
(荷物、飲食物、新聞、etc…)
面接時には「業務は大きく、営業課か実務(配達)課に分かれる」
と聞いていたけど、当時の僕は
大卒やし配達にはならんやろ
営業がんばるか
とかそんなふうに考えていました
しかし、入社2ヶ月前(大学4年の2月時点)に届いたのは
営業課ではなく、実務課に配属という悪魔の通達
しかも新聞配達というマジで何も身につかないやつ
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朝刊配達では深夜2時から仕事が始まり
大体終わるのが朝7時前とか
そこから仮眠をとって
また昼の14時から夕刊の配達
夜の業務が終わるのが19〜20時くらい
遅い時は21時過ぎることも…
(もちろんその数時間後には朝刊配達が始まる)
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もはや昼夜逆転というか
半日が2回ある感覚ね
新聞配達の実務課になるということは
これが毎日続くということなんだよな
…。オワッタ…話違うじゃん
営業課で営業スキルつけてさっさと独立できると思ったから
他も見ないで「ここで良さそう」と就活やめたのに
その結果、
昼夜問わず働く新聞配達屋さんになるなんて
1ミリも想定していなかったんですよ
もう仕事始まってすらいないのに
仕事辞めたいモード全開だった
ガチで内定辞退しようかと思った
でもこれで辞退しても
ガチニートになってしまうので
渋々その配属を飲みこむしかない
あああああああーーーーー
仕事に対してまっっったくワクワクしないし
心躍るような楽しみも何もない
一緒に働く人は年上の冴えないオッサンばかり
最初から計画的に
真面目に就活していた友達たちは
・大手金融
・外資コンサル
・商社
・鉄道会社
などなど
「仕事何してるの?」って聞かれて
答えた時に恥ずかしくないような
むしろ「えー、すごーい」
と言われるような
そんな会社から内定をもらっていた
それに比べて僕はというと
「就活ミスって大卒なのに昼夜問わず働く新聞配達屋さん」
そりゃあもう大大大コンプレックス
新聞奨学生かよってね
みんなカレンダー通りの休日なのに
僕だけシフト制なので
1人だけ休み合わせづらいし
僕抜きで旅行に行くこともあり
あああああ、俺抜きであいつらだけ満喫してる
俺もいきてえええええ
俺は?俺は友達とまともに遊びにも行けんのか???ミジンコなのか????
とめちゃめちゃ悔しく思いをした時もありました
みんな仕事でキラキラした話をしているのに
僕だけグチみたいなことしか出てこないんですよ、ひどかったねあれは
「あー、お前はいいなあ」
「俺なんてさ、」
まじでこんなのばっか
まあ、極端な話
常に顔が死んでましたね
この時期は
ハイパーネガティブ野郎
だったと思う
(続き書く)